初投稿です。
「癒し住まい創りの専門家」として、コラムを始めます。
自己紹介と「癒し住まい創りの専門家」を名乗るまで①
日本の真ん中に位置する、岐阜県関市に1967年1月23日生まれ、丙午の57歳です。私が生まれた住まい環境は、南に2階建ての隣地工場の影響で午前中しか日が差さないし、トイレは汲み取りで、いつも暗くて臭い。お風呂が無く、町内の銭湯にいってました。洗面や洗濯場の照明は裸電球でソケットで入り切り。台風時や大雨時は、床下浸水し夜中に家族中でバケツリレーで徹夜。自分専用の子供部屋も無く、祖父と一緒の部屋でした。両親は戦前の生まれで、自家用車も無かった。前面道路から自宅までは隣地の脇の狭い砂利道を通っていて、夜は真っ暗で銭湯の行き帰りは怖かったです。そんな環境で過ごす内、小学4年生の時に「将来、自分で自分の家を設計して住みたい!」と夢を抱き、地元の建築科のある高等学校に入学し専門的知識と実技を学び首席で卒業。大学は経済的な負担が大きく、卒業と同時に隣町の小さな建設会社に現場監督として入社。右も左も分からず、直上上司は15歳年上。人見知りが激しく、年も離れているので、とにかく黙って過ごす毎日。建築ならではの専門的な言葉が飛び交う中、日本語だけど理解が出来ず、目を丸くする日々。
でも、上司が職人さんと交わす言葉、設計図と実物の建物の日々変わっていく姿。上司の動作を観察し、徐々に次にする動作を助けることを考えながらの補佐が見つめられていくことで、夢に一歩一歩近づいていると感じる始めてくると楽しくなっていった。
最初の上司から教えて頂いた事「監督と言うと挙げられるのは、まず映画監督、次にスポーツの監督、そして、建設関係の現場監督の3つが代表的。でも現場監督は他の2つの監督に比べて、あまり一般的に認知されていないし何をする仕事が分からないと思う。そこで、建設関係の現場監督の仕事とは、所詮、絵に過ぎない設計図を具現化すること。そしてその出来栄えは同じ設計図でも、現場監督次第で、全く違う。さらに、如何に作業をして頂く職人さんが安全で気持ち良く腕を振るってもらえるように作業環境を整えるのも監督として腕の見せ所。」と学校では教えられないし図面にも書かれてないけど、とても重要な教えでした。
今、感じることは、現場監督のスキルが人間関係を良好に作るときに役立っているし、夢を叶える為の行動にも役立ってます。
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